ローカル優先プランとグローバル優先プランでは、1分を超えるすべてのサービス障害を考慮し、各請求期間全体で99.9%の稼働時間の提供をお約束しています。Starlink端末がこのしきい値を満たさなかった場合、その請求期間中の定期ライン料金とデータ料金の20%分がクレジットされます。
適用対象:
- グローバル優先プランおよびローカル優先プランのStarlink標準フラット、Starlink Performance(第1世代)、およびStarlink Performance(第2世代)。複数の端末(UT)があるサービスラインの場合、障害が発生したUTごとのクレジットは、定期的なサービスラインとデータ料金の合計の20%をそのラインのUT数で割ったものとして計算されます。
計算例:
- 請求サイクルが8月13日から9月13日まで(31日、または44,640分)であると仮定します。
- 99.9%のSLAを満たすには、その期間のダウンタイムが44.64分未満である必要があります。
- 9月13日、Starlinkは、8月13日午前0時(UTC)から9月13日午前0時(UTC)までの間に、対象となる端末で発生した60秒以上のすべてのサービス障害を合計します。
- サービス障害は、端末が調整/障害物の要件を満たし、対象となるプランに登録されている場合にのみカウントされます(以下の除外事項を参照)。
- 合計ダウンタイムが44.64分を超えた場合、その請求期間中のサービス料金とデータ料金の20%分が自動的にクレジットされます。お客様によるご対応は必要ありません。
- クレジット額は固定です。ダウンタイムがしきい値をわずかに超えているか、大幅に超えているかにかかわらず、同じ20%のクレジットが適用されます。
除外事項および条件:
- データプール上のStarlink端末には適用されません。
- UTが省電力モードになっている場合、ソフトウェアアップデートの実行時、またはデータ許容量を超えるレート制限サービスを使用している場合に発生するサービス障害には適用されません。
- Starlinkサービスがアクティブな世界中の場所で有効です。
- Starlink端末の電源が入っていて、上空に遮蔽物がない場合にのみ有効です。
- Starlink標準フラットが適切に配置された場合(5°以下の誤差)、またStarlink Performance(第2世代)の傾斜が20°未満の場合に有効です。
- Starlinkが対象となるサービス障害を自動的に検出し、アカウントに表示します。サービス障害が自動的に検出されない場合、正確なUTC時間枠と問題の説明を含むサポートチケットを、発生から14暦日以内に送信してください。Starlinkにて確認し、必要に応じてクレジットを適用します。
- SLAの目的上、サービス障害は、Starlink端末がStarlink接続拠点のサーバーとの間でPingを送受信できない期間として定義されます。